あなた太ってませんか?ステイホームは肥満と相性抜群みたい

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長引くステイホーム。「最近太ったかも……どうして?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

 

実はコロナで体重が増えて肥満になったという声は多いのです。今回はステイホームによる肥満についてくわしく解説します。太ってしまった原因を知って、体重管理をしたい方はぜひ最後までご一読ください。

 

ステイホームが肥満の原因に?

ステイホームが肥満の原因になっています。というのも、長引く自粛でおうちにいる時間が長く、ストレスや運動不足になりがちだからです。いつまで続くのか先がみえない不安にストレスはたまり、外出の機会が減るため運動不足になってしまうのです。おまけにストレスがたまると食べることによってそれを和らげようとする人も多いようです。特に甘味でストレス軽減をはかる人は多いよう。これはいけませんよね。

 

長引くステイホームは間違いなく肥満の原因になっています。ここからは太ってしまう原因について考えていきましょう。

そもそも太る原因は?摂取エネルギーと基礎代謝

私たちは平均1日に3食の食事をとります。食事をとる際の摂取カロリーが、消費カロリーを上回ると太ります。というのも上回った摂取カロリーは、脂肪として蓄えられてしまうからです。生きていく上で消費する基礎代謝は、年齢と共に低下していきます。たとえば大人なのに子どもと同じだけ食べて運動しないままでは、食べたエネルギーが消費されるからだの脂肪として蓄えられてしまいます。

長引くステイホームによるストレス

ストレスもステイホームによる肥満の原因です。ストレス発散のためにお酒を飲んだり、食べたりしすぎてしまうから。現代社会は、ストレスとは切っても切り離せないもの。2020年から2021年の現在にいたるまで、コロナによるさまざまな不安からストレスを感じ過ごしてきました。適度にストレスを発散させることが肥満対策として大切です。

ステイホームで動かない分運動不足になっている

新型コロナウイルスの感染拡大から政府はたびたび外出自粛を呼びかけました。株式会社リンクアンドコミュニケーションが、おこなった調査によるとステイホームによる運動不足が数字となってあらわれています。

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出典:株式会社リンクアンドコミュニケーション(https://www.linkncom.co.jp/news/press/379/)

 

太るとどうなる?皮下脂肪と内臓脂肪が増える

ステイホームで肥満になってしまった……。太るとどうなってしまうのでしょうか。ここからは内臓脂肪と皮下脂肪の違いや、内臓脂肪が蓄えられるといけない理由について解説します。

 

内臓脂肪・皮下脂肪2つの脂肪の違い

体脂肪は2種類あり、主な特徴は以下の通りです。

  • 内臓脂肪……おなかの中にある臓器の腸間膜につく脂肪で、減らしやすい
  • 皮下脂肪……下腹部や腰、お尻などの皮下につく脂肪で、減らしにくい

内臓脂肪も皮下脂肪も減らすのは、栄養バランスのととのった食事と運動が有効です。

 

内臓脂肪が蓄えられるといけない理由

内臓脂肪が蓄積されてしまうと病気のリスクが高まるといわれています。というのもアディポサイトカインの分泌が増えるからです。アディポサイトカインの分泌異常が起こると、さまざまな症状の原因にも……。できるだけ内臓脂肪が増えないよう、食事面や運動面での工夫が大切です。

 メタボリックシンドロームの原因である内臓脂肪が蓄積すると、脂肪細胞が肥大・増殖し、アディポサイトカインの分泌異常が起こります。これが動脈硬化を促進し、糖尿病・高血圧・脂質異常症を発症させ、悪化させる原因です。

メタボリックシンドロームのメカニズム(2) アディポサイトカイン編 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

 

ステイホームによる肥満対策

ここからはステイホームによる肥満の対策法をくわしく解説します。

こまめな体重チェック

健康管理のためにも体重はこまめにチェックしましょう。自分自身の体重を把握できるからです。体重を把握することで自制できますし、体重キープの成果が確認できます。自制と成果を確認するのはダイエットするにも大切なこと。体重チェックすることがステイホームでの肥満を抑止することにつながります。

ストレスを発散させる

ステイホームによる肥満を防ぐには、ストレスを発散させることが重要です。といっても、暴飲暴食は避けたいですよね。ストレス発散には以下の方法をおすすめします。

 

1.気分転換の散

2.規則正しい生活

3.プライベートと仕事を区別する

4.映画やお笑い番組をみて笑う

5.音楽をきく

 

等々です。愛得ないからこそSNSやWebを利用し、対話をしましょう。中でも笑うことは健康にも役立ちストレスを発散させてくれますよ。

 

食べたくなったら噛み応えのあるモノを食べる

とは言え、このブログは食レポブログです。食べることを否定してははじまりません。ですので、一点大切なことを書いておきたいです。通常、朝・昼・夕の3食で栄養は足りているといわれています。食事と食事の間どうしても食べたくなったら、甘くカロリーの多い食べ物より、かみ応えのあるナッツ類をおすすめします。ゆっくりとよくかむことは肥満対策のひとつとして期待されているからです。

 「ゆっくりとよく噛むこと」は肥満対策のひとつとして期待されています。その一方で歯を失うと「噛めない」状態になり、栄養摂取バランスの低下をきたします。食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」は健康と密接なつながりを持っています。

速食いと肥満の関係 -食べ物をよく「噛むこと」「噛めること」 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

 適度な運動をする

そんな当たり前のことを…という感じかもしれませんが、適度な運動は、からだや心の健康にも大切なことです。軽いストレッチや散歩、ウォーキングやマラソンなど適宜おこなうとよいでしょう。有酸素運動はエネルギー消費に効果的です。